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2021/10/09
鶴舞線補修工事
断面補修工事
今週も愛知県名古屋市中区にある鶴舞駅で作業をしました。
今回の作業は断面修復作業です。
断面修復とは
コンクリート構造物は、ジャンカなどの初期欠陥、塩害、中性化などの劣化、
衝突などの損傷によって、部分的にコンクリートの断面欠損が起こることがあります。
このような断面欠損は、構造的な視点、耐久性の視点、美観の視点から考えて、好ましくないこともあります。
断面修復工法では、このような部分的で小規模な断面の欠損に対し、モルタルやパテ材で修復する方法です。
まず断面修復部分を探す作業から始まります。
主に点検ハンマーを用いてコンクリート部分全体を叩いていきます。
欠陥場所は目視と音で違いがわかります。
コンクリートの浮き,はく離,鉄筋露出、すべて探し終えたら次の段取りに入っていきます。
コンクリートサンダーで切り込みを入れていき、ハンマードリルで鉄筋が出るまで
はつっていきます。
鉄筋が出たらディスクサンダーで錆を落としていきます。
落とし終えたら鉄筋防錆材として,亜硝酸リチウム水溶液および亜硝酸リチウム含有ポリマーセメントペーストを鉄筋表面に塗布します。
そして最後に亜硝酸リチウムを混入したポリマーセメントモルタルを用いて,左官工法にて断面修復完了です。
断面修復で注意する点はサンダーやハンマードリル等の
電動工具を多く使用するので手元には十分注意して作業しました。
来週からの作業も気を引き締めてやっていきたいと思います。